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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
11月16日 月曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、521円高の25906円で取引終了。
米国株の大幅反発が買い材料となり、前場、後場共に上げ幅を拡大させました。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆6689億円、出来高は14億749万株。
値上がり銘柄数は1703、値下がり銘柄数は425、変わらずは48銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
その他製品のみ下落、他32業種が上昇しています。
上昇率の高い順
海運、空運、不動産、保険、金属
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は205、値下がり銘柄数は19、変わらずは1銘柄でした。
上昇率の高い順
日本郵政 9.34%高
T&Dホールディングス 7.44%高
横浜ゴム 7.01%高
川崎汽船 6.98%高
日野自動車 6.90%高
下落率の高い順
Zホールディングス 4.33%安
トレンドマイクロ 3.28%安
エーザイ 2.13%安
クレディセゾン 1.81%安
ディー・エヌ・エー 1.60%安
〇米国株による影響
ダウ平均 1.37%高(399ドル高)
ナスダック 1.02%高
S&P500指数 1.36%高
3指数揃って上昇。ダウ平均は直近高値を僅かに上回り、S&P500指数は3585.15となり過去最高値を更新しました。これは日本株にとって買い材料。
〇欧州株による影響
ドイツ(DAX) 0.18%高
フランス(CAC) 0.33%高
イギリス(FTSE) 0.36%安
高安まちまちで僅かな上下。日本株への影響は限定的。
〇ドル円相場による影響
1ドル104円半ばまで円高進行。105円を割り込んだ後、103円前半まで下落しますが大きく戻しました。数ヶ月間の下落トレンドになっており円高懸念(株売り材料)もありますが、本日は米国株の反発を受けた買いが優勢に。
〇7-9月期のGDPも追い風に
年率換算で21.4%増(507兆6157億円)となり、統計が開始された1980年以降で最大のプラス成長に。
前期比では5.0%増。4-6月期までは新型コロナの感染拡大による影響で3四半期連続のマイナスでした。
良好な数値は買い材料になったはず。
但し、コロナ前の530兆円前後には届かず。また、国内での感染者も増加傾向にあり。
〇日経平均暴騰3要因
・騰がるから買う、買うから騰がるの好循環
このような時は、常識・普通を逸脱した動きになりやすい。
相場動向を確認した後の相場解説では、材料を後付けするのが簡単。しかし、「騰がるから買う、買うから騰がる」時においては、材料の影響が少ない時も多々あり。少し乱暴な言い方をすれば、的を得ていないこともあり。
・持たざるリスク
買っていないことで利益を取り損ねる「持たざるリスク」を感じた買い。自己責任の個人投資家とは違い、他人のお金を預かって運用している機関投資家は持たない事のリスクが発生します。
・踏み上げ相場
これだけ短期暴騰すれば、下落を予想して空売りする投資家も出てきます。しかし、予想に反して株価が上昇し続けると含み損も増え続ける為、損失覚悟の買い戻しが出てきます。これは「買い」なので株価の上昇要因に。