10月、自分で設定したリタイア期日まで残り1年半となりました。
去年の今頃はリタイア後の旅行三昧を夢見て航空、海運株の押し目を買っていたのに、今月はANAが機材売却との報道に衝撃を受けました。
経営陣はコロナが収まっても航空需要がコロナ前の水準まで回復する事は無いと判断されたのでしょう。
Go to Travel事業の全容も明らかとなりましたが観光、飲食業の危機回避の為の一過性のバラマキ事業であるのは止むを得ないのでしょう。
先に実施された10万円の一律給付と同じく、過剰流動性の資金となり株式市場に流入し不健全な株高が演出されたようです。市場参加者は何らかの利益を得られましたが、お金は有っても魅力的な使い途が無いという忌々しき事態が待っているようです。
ライフプランで設定していた旅行三昧の時期を飛び越え、父が晩年していたように実家の草取り、敷地内菜園の整備、身辺整理等に没頭するしかないのでしょうか。
画期的なワクチン開発に新たな夢を託すことが出来るのか、老兵はただ座して見守るだけです。