中国の故事で、「人間万事、塞翁が馬」と、いうのがある。人生、いつどうなるか、分からないというものである。
また、このような話もある。それは、野生の馬の集団の中の、ある、目立たない馬の話である。この馬は、格好は悪いし、走るのも、速くない。しかし、最後尾を走っていても、他の馬が水を飲めば、後からでも、水を飲み、群れの、端しっこで、のんびりとしている。
そんな、ある時、先頭を走っていた馬は、人間の目にとまり、捕まってしまった。優秀な馬なので、人に捕まってしまったのだ。恰好は悪く、貧相な馬は、人の目には入らず、捕まらなかった。
そして、相変わらず、この馬は、野生の馬の集団で、何時も、後ろからついていった。この馬は、順当に齢をとって生きることができた。
これを、人生とか、株式投資にあてはめると、このような、方法は、地味ではあるが、それなりの、利益を上げられるのではと、考えている。最近、この話が、時々、頭に浮かぶので、ブログにした。