わたしにはこだわりがあった。
たとえばお米の炊き方。そりゃ自動炊飯だけど、
水の量とか。
料理はあまりしたくはないけど、「まずいわ!」と
文句を言う相手もないので、全部自己責任で分かり
易いですね。
ついでだけど、実は妻の電話ごしの声は、ともてよいのです。
癒やし系で。
なので、今は電話だけで、電話の向こう側を想像すると、
ばーさんしかいないのだけど、それさえ想像しなければ、
若いころと変わらないですねー。
ひとりで自由だわ、妻のいいとこだけと接することが
できるわで、理想の形かも。
そりゃあ、仮に妻に先立たれて録音した声だけ聞いてる
とか悲しすぎるけど、今のところ向こうでぴんぴんしてて
個室で悠々としているのだから結果オーライですね。
いつもいいほうに転ぶ人生観。
強運ですね。