チャイナディスタンス

米国の対中政策はオバマ政権に至るまで、惨憺失敗だった米国が中国を甘やかしたために、今日の中国という「巨大な妖怪」をつくりだした。
 日本にも、中国という妖怪をつくりだした、大きな責任がある。
それは天安門事件時に世界は中国に制裁を掛けて民主化までもう一歩のところまで来ていた。しかし日本政府は世界の仲介役となり中国を助けたのである。

 それなのに、日本の大手テレビが、テキサス州ヒューストンの中国総領事館の閉鎖と、ポンペオ演説を報道したときに、「米中の覇権争いが激化している」と解説していたのを聞いて、私はびっくりした。

 一体、日本は米国と、中国のどっちの味方なのだろうかと覇権は「権謀をもって獲得する権力」という悪い言葉で、米中をともに悪役として見立てている。日本は高みの見物をしている。
 中国の習近平国家主席は身から出たさび、自業自得だが、追い詰められている。
 いまや中国は、米国でも、ヨーロッパでも“排除”されている。
 武漢ウイルスが世界中にバラまかれてから、日本でも人と人との社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)をとるようになっているが、米国でも、ヨーロッパでも、投資や経済、技術移転について、中国と縁をぶち切ろうという「チャイナ・ディスタンス」が合言葉となっている。

 チンペイは、日本から沖縄県・尖閣諸島を奪うことによって、米国にひと泡吹かせて、中国国民の喝采を浴びようとするだろうか。
その後台湾そして沖縄にその時日本メディアはどのような報道をするのか想像すら出来ない!
日中国交正常化の立役者の田中角栄率いる田中派の残党の多くはレッドチーム入りして政権転覆を狙っている。
そして、政権内にも媚中派が政権の中枢からチンペイ応援団をしている。
この国の政治家やメディアは狂っている
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