TOPIX +10 @1,559
日経平均 +293円 @22,288円
米国株式相場が大きく反発したのを好感して、本日の日経平均は反発した。6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が改善したのを受けて、景気敏感株が買われた。日経平均は前場で一時450円高まで上げたが、その後戻り待ちの売りに押し戻されて上げ幅を縮小した。
日経平均の日足チャートを見ると、今日は反発したが上向きの25日移動平均線の下にまだ少しだけ沈み込んだままである。明日も反発が続けば、25日および10日移動平均線の上に再浮上しそうな株価位置ではある。しかし、このまま下で推移すると、10日移動平均線が25日移動平均線を明確にデッドクロスすることになり、調整が長引く可能性が高くなる。
33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、空運(2位)、不動産(3位)、非鉄金属(4位)、海運(5位)となった。