金銭感覚のマヒ

[レオ2010さん]

昼ごはんにラーメン屋に入ったときのこと。

普通のラーメンにしようか、＋１５０円のチャーシュー麺にしようか１分くらい悩みました。

かたや自分の株式資産は毎日数万円単位で変動しており。数十万円の株購入や数万円単位の損切を日常的にしています。

株の購入や損切・利確といった売買をするのも、たしかに悩んではいるのですが、チャーシュー麺のときの何倍も悩んでいるのか？と聞かれれば

『いいえ、同じくらいです。』

という答えになってしまうのが、ちょっと怖いです。

おそらく幼少期のお小遣いを管理していた時の金銭感覚が抜けずに大人になってしまっていることが大きいのだと思います。なので、お菓子やラーメンなど日常的な買い物の場合に露骨にその影響が出ます。

一方、株投資のようにこれまで自分の中に経験のない買い物となると、指標となる原体験がないためその危うさが実感できないのです。

ビルゲイツやウォレンバフェットも日常生活はわりと質素であることは有名ですが、彼らも元々大金持ちではない生い立ちですから、そういう点ではなんか親近感があります。

株投資において数百円で躊躇していたら、手数料だけで飛んでしまうわけですから何もできなくなるので非日常的感覚は絶対的に必要なわけですが、のめりこみ過ぎないように時には立ち止まるようにしたいものです。