25日移動平均線が上向きなので買い狙いは変わらず

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -170.35 @26,119.61, NASDAQ +14.66 @9,910.53)。ドル円為替レートは106円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が890に対して、下落銘柄数は1,164となった。騰落レシオは119.81%。東証1部の売買代金は2兆90億円となった。

TOPIX -4 @1,583
日経平均 -100円 @22,355円

円相場が1ドル=106円台後半まで円高となったことや、中国・北京で新型コロナウィルスの感染がまた拡大していることを受けて感染第2波への警戒感が高まり、日本株全般は売りが優勢となった。日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。しかし、日銀によるETF買いの期待もあり、下値ではすかさず買いが入り、下げ幅を縮小した。現在の株式相場の構図は、新型コロナウイルスの感染第2波の恐怖とトランプ政権による1兆ドル規模のインフラ投資や中間層への減税期待が綱引きをしているようだ。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日に引き続き10日移動平均線の下に沈み込んだままなのでまだ調整中であるが、25日移動平均線が上向きなので買い狙いは変わらず。形としては三角保ち合いぽいかな。

33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、鉱業(2位)、石油・石炭(3位)、不動産(4位)、ゴム製品(5位)となった。

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