窓際リーマンさんのブログ
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FOMCの記録(2020年3月16日)
政策金利は現状のイベント(新型コロナウイルス)が風化するまで0.0-0.25%で維持される。
それにより物価や雇用の目標に向かう
委員会は今後も経済見通し、公共の健康、世界経済の成長について注視を続ける。
委員会は流動性をさせ雇用の最大化と物価の安定を支えるためにすべての方向で取れることを行う。
そのために少なくとも5000億ドルの米国債、2000億ドルのMBS債の購入を行う。
投票は9対1であった。メスター・クリーブランド連銀総裁がより小さな利下げを主張。
<パウエル議長会見>
今後の経済及び金融市場の動向を注視する
3月18日のFOMCはキャンセルする。
・質疑応答
Q.リセッションは回避できないのか?
A.経済の今後は意見が分かれるところ。テレワークなどの定着で経済活動の鈍化を予想。2020年第2四半期のGDPは弱くなる。それ以降に関しての予想は難しい。新型コロナウイルスはどこかのタイミングで収束、それまでFRBは家計・企業に流動性を供給。今日の決定以外でもFRBは様々なツールをとる。
Q.マイナス金利の導入は?
A.マイナス金利について1年以上考察。フォワードガイダンスとQEがより望ましいと結論。米国ではマイナス金利の導入は考えない。米金融機関は健全、資本は高水準を維持、流動性は高水準を確保。新型コロナウイルスの直近の経済への悪影響は明確。
Q.今回の措置の家計への影響は?
A.国債市場、金利市場の正常化のために実施。国債市場の機能不全によるマイナスを除去するところから始める。家計に対しては財政出動など別の角度からのアプローチ必要。
Q.デフレの可能性は?国債・MBS以外の債券購入の可能性は?
A.新型コロナウイルスでインフレ見通しは低下。現状で財務省証券とMBS以外の購入は法律違反。
Q.資産購入の月額は
A.QEの購入で期間ごとのキャップはない。経済の正常化まで現状の0.0%~0.25%を維持。
Q.政府との連携は
A.財務省とは密接に連携、意見交換・協力をしている。財務省とFRBでの利用できるツールは違う。
Q.議長は新型コロナウイルスのテストを行ったか?
現在健康、今後テレワークも考慮している。
あっという間に1%以上あった金利がゼロ金利になってしまった。もう笑う。来るときはあっという間。この頃は年度末で忙しかったんだよなぁ←言い訳(´Д`;)
リンク:FOMCの記録(2020年3月3日)
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