今回の戻り相場の高値を更新

優利加さん
優利加さん
先週金曜日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -8.96 @24,456.16, NASDAQ +89.71 @9,324.59)。ドル円為替レートは107円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,857に対して、下落銘柄数は259となった。騰落レシオは121.35%。東証1部の売買代金は1兆7371億円。

TOPIX +24 @1,502
日経平均 +353円 @20,742円

全都道府県で緊急事態宣言が解除されることになった。日本国内の経済活動が再開されるとの期待から買いが優勢となった。さらに、2020年度第2次補正予算案の事業規模が100兆円を超えるとの報道もあり、株価を押し上げた。ただ、米中対立の激化や香港の情勢が不透明なため、少し上げては上値では売りに押されるという繰り返し(3歩進んで2歩下がる)になると見る。

日経平均の日足チャートを見ると、3月19日安値を起点とした今回の戻り相場の高値を更新した。25日移動平均線が上向きであり、その上を上向きの10日移動平均線が走っている。60日移動平均線はまだ下向きだが、25日および10日移動平均線はその上にあり、株価はさらにその上で推移している。株価サイクル3の局面であり、上に振れやすい。

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、不動産(2位)、陸運(3位)、サービス(4位)、海運(5位)となった。

優利加さんのブログ一覧