25日移動平均線が上向きである限り・・・

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -516.81 @23,247.97, NASDAQ -139.38 @8,863.17)。ドル円為替レートは106円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が190に対して、下落銘柄数は1,952となった。騰落レシオは129.27%。東証1部の売買代金は2兆1578億円。

TOPIX -28 @1,447
日経平均 -352円 @19,915円

FRBのパウエル議長が講演で新型コロナウィルスによる米景気の下振れリスクを強調したことで米景気の先行き不透明感が高まり、米国株式相場が大きく下落した。これを受けて、日経平均も大きく下げた。アジア株全般も軟調だった。予想通り、2020年3月期決算が芳しくない企業が多い。日銀のETF買い観測もあったが、今日は売り優勢だった。しかし、日本株相場を下支えするニュースもあった。特別警戒都道府県の5県を含む39県について緊急事態宣言が解除された。このニュースは明日以降に効果がでてくるかな。

日経平均の日足チャートを見ると、株価は下向きの60日移動平均線と上向きの10日移動平均線を少し割り込んだ。しかし、上向きの25日移動平均線の上に位置している。経験則では、25日移動平均線が上向きである限り、買い狙いが正解となる場合が多い。

33業種中、医薬品を除く32業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、建設(2位)、鉄鋼(3位)、金属製品(4位)、ゴム製品(5位)となった。

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