未知のウィルス感染症で、ワクチンはなく、国民が抗体を持っていない場合、水際作戦で国内に入れないことが最大の対策である。
残念ながら、国内に入った場合は。最少に収めるための封じ込め作戦が必要である。そのためには全国的な人の移動を止め、疑いのあるものはすべて検査して、感染者を隔離することが必要である。
封じ込めができなかった場合、収束するには集団免疫の獲得が必要となる。自然獲得か、ワクチンによる獲得である。
感染の広がりを防ぐのは、徹底的な検査とロックダウンが必要で、検査不十分では、家族内接触、病院、児童施設、介護施設等の施設内接触が不可欠な状況では、おそらく8割制限しても無理だろう。
今の政府の対処法は、何とかして、ワクチンができるまで、自粛を続けるしかない手法であり、早期解決できるはずがない。ただ、僕は、検査制限で、軽症、無症状の感染者を放置することによる自然免疫を目指しているのではないかと疑っている。
早期解決を目指すなら、検査を極端に増やし、感染した場合に危険な、高齢者、基礎疾患のある患者を隔離し、抗体陰性、PCR陰性、肺に病変のない、風邪をひいていない、介護、医療スタッフで対応するか、抗体価が高く、感染兆候のないスタッフで対応させることが必要である。
いずれにしろ、検査は必須で、抗体は1日10万人以上は、費用をかければできると思うので制限をつけずに、医療保険で認めてもらいたい。