投資歴20年のmasaさんのブログ
原油の投げ売りが止まらない
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
4月22日 水曜日
米国株について
ダウ平均は631ドル安の23018ドルで取引終了。
原油の投げ売りが止まらず株売り続く。23000ドルで下げ止まるも買い戻す動きは弱いまま。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 2.67%安(631ドル安)、ナスダック 3.48%安、S&P500指数 3.07%安。3指数揃って大幅に続落。
〇S&P500指数の業種別動向
上昇した業種はありません。11業種全てが下落しました。
下落率の高い順
情報技術、金融、通信、ヘルスケア、一般消費財、素材、資本財
〇ダウ構成銘柄の動向
29銘柄が下落、トラベラーズのみ変わらず。
下落率の高い順
メルク 5.46%安、ボーイング 5.07%安、インテル 4.77%安、シスコシステムズ 4.68%安、キャタピラー 4.14%安
〇経済指標
・3月の中古住宅販売件数は527万戸になりました。
2月の改定値576万戸から大幅に減少。市場予想も下回っています。
〇原油価格の投げ売りが止まらない
史上初となるマイナス価格をつけた5月物に続いて、本日は6月物も大幅安に。
---- 前日に書いていた内容です -----
期近の5月物が暴落してマイナス37ドルで取引終了。マイナスで取引を終えるのは史上初。より実需を反映している(重要視される)期先の6月物は15%の下落で21ドルで取引終了。
普通は買い手が売り手にお金を払って原油を得ますが、マイナスは売り手が買い手にお金を払い引き取ってもらうことを意味します。コロナショックによるロックダウンで外出する人が激減。車の移動も無くなりガソリン需要も激減。原油はさまざまな原料になっていますが、物が売れない中ではその需要も激減。有り余る原油の状況が投げ売りにつながっています。
6月物は耐えているとはいえ15%も下げています。5月物の投げ売りが6月物に波及すれば、損失補てんの株売りが多く出てくるので要注意。原油価格の動向は今まで以上に注視されると思います。
----- ここまで -----
警戒していたことが現実に。
損失補てんの株売りが大きな売り要因。
〇23000ドルは大きな下値抵抗
大きな節目は大きな抵抗になります。現在、23000ドルより株価が上にあるので下値抵抗に。2営業日で1000ドルを超える下落になっていることもあり、押し目買いが入りそう。但し、原油の下落が止まらなければ損失補てんの株売りも続くので先行き不透明。更に、23000ドルを完全に割り込むと今度は23000ドルが上値抵抗となるうえ、下げ止まらなかったことに対する見切り売りと失望売りが下げに拍車をかける可能性もあり。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は22500ドルで、上値は23500ドルになると考えています。
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