TOPIX +13 @1,430
日経平均 +153 @19,499円
米FRBが企業への間接融資や低格付け社債の買い入れなど、大規模な金融支援策を決めたことを受けて米株式相場は続伸した。日本では東京都を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、経済活動は当初予想以上の長期間に渡って停滞するとの見立てが支配的であり、これが株価の上値を抑える下げ圧力となっている。他方、貨幣を「無限」に発行できる日銀がETF買い入れを実施するとの観測が広がって株価を下支え、次第に買いが優勢となった。今日はミニSQだったが、東証1部の売買代金は2兆1945億円と、2月21日以来の低水準だった。海外参加者が少ないためだろう。
日経平均の日足チャートを見ると、3月25日の戻り高値@19,564円目前まで上げてきた。もし、この上値抵抗線を突破すると、次は20,300円辺りの上値抵抗線が待っている。
33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、銀行(1位)、鉄鋼(2位)、電気・ガス(3位)、パルプ・紙(4位)、不動産(5位)となった。