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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
3月4日 水曜日
米国株について
ダウ平均は785ドル安の25917ドルで取引終了。
取引開始から30分で27000ドルを回復しますが、その後は右肩下がり。最後の1時間で少し買い戻されるも、引けにかけて売り込まれ25917ドルで取引終了。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 2.94%(785ドル)安、ナスダック 2.99%安、S&P500指数 2.81%安。3指数揃って大幅に反落しました。
〇S&P500指数の業種別動向
上昇した業種はありません。11業種が全て下落しました。
下落率の高い順
情報技術、金融、通信、エネルギー、ヘルスケア、資本財
〇ダウ構成銘柄の動向
コカ・コーラのみ0.25%高。他29銘柄が全て下落しました。
下落率の高い順
アメリカン・エキスプレス 5.15%安、スリーエム 5.08%安、エクソンモービル 4.79%安、マイクロソフト 4.79%安、ユナイテッドヘルス 4.29%安。
〇G7緊急電話会議
日米欧の先進7ヵ国(G7)財務相・中央銀行総裁による緊急の電話会議後、新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響を監視しながら、財政措置を含めて行動する用意があるとの共同声明を出しました。
具体策が示されず売買への影響も限定的でしたが、各国が足並みを揃えたことは後につながる良い展開。米国が利下げしたように、各国から多くの金融政策が出てくれば大きな買い材料になってくるはず。
〇リーマンショック以来の緊急利下げ
連邦公開市場委員会(FOMC)は緊急の臨時会合を開催。ウイルス拡大による米経済全体への悪影響を防止する為、0.5%の利下げを決定。緊急臨時会合で利下げを決定したのは、リーマンショックの2008年10月以来となります。
市場は次回FOMCでの利下げをほぼ100%織込んでいたこともあり、前倒しの利下げでも好感した買いは続かず下落。但し、後から良い影響が出てくるはず。
〇大きな節目と200日移動平均線に控える売り
大きな節目27000ドルと200日移動平均線が通っている27300ドル付近は強い上値抵抗線。
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