天地人さんのブログ
ブログ
2019年振り返り(反省)と2020年展望
皆様、2020年、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
恒例の新年一発目の記事として、昨年の振り返りと今年の展望について書きたいと思います。今年も年初から為替が騒がしいようで、皆不在時のアルゴ取引?による不安定な動きは毎年恒例になっていくのでしょうか。
私個人としては、昨年はほとんど何もしない1年でした、調べてみると取引した日が僅か5営業日しかありません(汗)。これだけ何もしなかった年は始めてですね。2017年に資産の約半分をJ-REITに移したことと、残りの半分の株式は18年末のポジションから年初に戻しただけでその後は大きな値動きがなく、それを何もせずそのまま放っておいたのでそうなってます。今年も大きく動かなければそのままかな・・・あまりに動かないようだったらどこかで見切りを付けるかどうか。決算がその契機になるとは思うんですけれども。
そんなロクに相場に向き合えていない状態ですが、一応例年通り、昨年の振り返りと今年の展望を記録しておきます。
【2019年の予想と結果】
・年前半は米中貿易摩擦の問題が続き、また原油安や各種指標の鈍化など実体経済の変調を示すデータが出てくる事で、全世界的に弱気な展開を予想。日本市場は海外株安に円高という二重苦になり、米国以上の調整は避けられないかなと思います。
→外れ。調整は年初の早い段階で終わり、その後4月までは上昇基調。その後5月に調整に入るも、年前半はプラスでした。
・年中盤から後半にかけては、米FRBの金融政策転換をきっかけに米国株が反騰すると予想。円高が止まれば、日本市場も連れ戻しが期待でき、2019年はV字型の相場で年末には(期待も込めて)プラス水準で終了と予想します。
→これは当たり。金融政策転換の時点で株価がすでに高かったことと、年末に掛けて思った以上に上昇し、年間で見れば記録的な上昇になりました。
・日本の中小型は逃げ足の早い資金が中心なので、年前半は引き続き買いが入らない閑散状態の中で下落。年後半の反転相場でも戻しは限定的で、昨年に続き個別銘柄で当たり外れが大きく分かれる1年になるかなと思います。
→これは外れかな。マザーズ指数はまさに「戻しは限定的」という感じでしたが、ジャスダック指数は年後半きれいな右肩上がりで、日経平均を超える上昇率でした。ジャスダックが強いというよりは、マザーズの弱さが目立つ感じです。
【2020年の展望】
2020年の相場の注目は、海外要因では米国の大統領選挙、国内要因では東京オリンピックですね。大統領選挙が年後半にある事で相場にはプラスだと楽観的な見方が多いように思いますが、特に米株はすでに資金が集まり買われすぎの感があり、大統領選後も株価の維持ができるのかどうか。それを見据えた金融・財政政策でどんなものが出てくるかがカギですかね。日本株も、大統領選とオリンピックが終わった後、何か支えるものがないと厳しい感じがしています。
・年前半は、今年末までにかなり上昇している事もあり、米の金融・財政政策待ちで一旦は調整でしょうか。米中貿易摩擦、英ブレグジットなど、相場が下げるネタには事欠かない状態かと思います。
・年中盤から後半にかけて、米国の金融・財政政策への期待から反転。そのまま大統領選挙へ・・・がメインシナリオだと思いますが、素直に一本調子で上がるかは正直疑問で、インフレリスク等も取り沙汰され、値動きが激しくなると予想。特に大統領選後が危なく、年末は年初よりも下落しているのではないかと予想します。トントンで終われれば御の字。
・日本株は夏に終わるオリンピックが焦点。年前半弱く、年中盤も戻せず、年後半も海外株と合わせて弱いというのが最悪のシナリオですね。正直あまり良い材料がなく、何か金融・財政政策で有効なものが出てこなければ、こうなってしまうと思います。
最後に今年の注目銘柄ですが、グリーンエネルギー関連で9514 エフオン、以前持っていたうつ病マーカーの6090 HMT、昨年から引き続きV字回復・新規事業期待で2193 クックパッドの3銘柄に注目しています。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。