おはようございます。 ![]()
大晦日本日は、初めて自分で打つ、お蕎麦に挑戦中でーす!
美味しいお蕎麦が、創れると良いのですが・・・?
新年を迎える前の、相場に向き合うリスクについて、本日の
ブログには、書いておきます。
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アハハハ
来年に、最も注意をしたい「最大の金融経済リスク」として、
主な要因に考えられるのは、米中の貿易問題や、大統領選挙
とは違うと私は思っています。
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米中の貿易問題には、お互いの国に有利となる貿易の交渉に
過ぎないと考えています。
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従いまして、貿易交渉の本丸となる根本的な重要事項などは
短期間での合意等は、極めて難しいと思っています。
アハハハ!
又、大統領選挙ではトランプ大統領が、勝っても、負けても、
米国政治の「根本的なメカニズムが変わる」訳ではないので、
一政党の一指導者が、国を支配する激変状態にならない限り、
政策や、多国間交渉の違いが発生しても、大局的には変わら
ない状況だと考えられます。
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来年以降には「最大の金融経済リスク」の要因として、何に
注意が必要だと、思っているのかですが・・・ ![]()

それは、2021年末には必ず訪れる「英国の金融問題」に
なると私は想定しています。
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これはEUからの離脱(ブレグジット問題)ではありません。 ![]()
LIBOR(ライボー)と呼ばれる金利指標が、2021年
末には公表停止で使えなくなる問題が存在しています。
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ライボーは世界中の金融取引で使われているので、その対応
遅れは、金融市場に大混乱を引き起こす要因になります。 ![]()
因みに、ライボーは、ロンドンの金融市場で主要銀行同士が
お金を貸し借りする際の金利指標です。
ドル、ユーロ、円、ポンド、スイスフランの五つの通貨別に、
ロンドンにある運営機関が毎日出しており、世界中の金融取
引や、金融商品の基準金利として使われています。 ![]()
世界の金融当局でつくる金融安定理事会(FSB)の傘下の
グループが2014年3月にとりまとめた報告書によると、
ライボーを使った金融の取引額(契約高ベースの推定額)は、
あわせて約218・5兆ドル(約2京4千兆円)以上と天文
学的な規模になります。

内訳はドル換算でみた場合、ドル建てが150兆ドルと最多
になり、次いで円建てと英ポンド建てがほぼ同じ30兆ドル
と多い状況です。スイスフラン建てが6・5兆ドル、ユーロ
建てが2兆ドルになります。 ![]()

当然ですが、日本の大手銀行でも、ライボーは海外向け融資
などの国際的な取引には基準金利として使われるので、企業
が事業資金として集める為に発行する社債やデリヴァティブ
の金利にも使われます。
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この問題にしっかりと対応しなければ「カオス」になるとの
指摘も、証券業界や金融市場協会での年次総会等では、懸念
の声が相次いでいるのが、実態なんですよ! ![]()

果たして、その対策と準備は、大丈夫なのかしらねぇ~
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米中の貿易問題や、英国のブレグジット問題でさえ、速やか
な問題の解決が出来ないと言うのに・・・
世界共通のシステムとして、新たな認知も必要な基準金利の
システム設計と構築には、各国の利害が入り乱れる筈なので
簡単には「纏まらない」と思うけどねぇ~
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纏まらなければ、延期と言う訳には行かないので、大混乱の
発生と株価が大暴落する危険も視野に入れておく必要はある
と私は思っています。
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ライボーに変わる新たな金利指標の構築を巡って、各国での
イニシアチブを握る争いや競争は、もう既に始まっているの
かも知れませんが・・・
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アハハハ!!
ご参考まで
アハハハ!!!
