TOPIX -7 @1,721
日経平均 -48円 @23,783円
ダウ工業株30種平均が4日ぶりに反落し、日経平均は年初来高値圏で保ち合い続けているので、利益確定売りが増加してきた。クリスマス休暇入りした海外の市場参加者が多く、超薄商いとなった。東証1部の売買代金は1兆992億円まで低下し、今年最低を連日で更新した。これは2012年12月12日(1兆627億円)以来、7年ぶりの低水準である。日経平均の日中値幅は41円98銭と、17年3月14日(37円93銭)以来の小ささだった。
日経平均の日足チャートを見ると、短陰線で上向きの10日移動平均線の下に沈み込んで来た。数日以内に10日移動平均線の上に再浮上すれば良いが、もしできないとなると、株価が深押ししそうである。その場合、23,600円辺りが下値支持線として意識される。
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、パルプ・紙(2位)、水産・農林(3位)、繊維製品(4位)、小売り(5位)となった。