株の新聞【10月2日朝刊】

[トロンボーンさん]

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【1日の米株式相場】
ダウ工業株30種平均は前日比▼19ドル59セント安の1万831ドル7セント
ナスダック総合株価指数は▼22.48ポイント安の2069.40。

9月の米サプライマネジメント協会（ＩＳＭ）製造業景況感指数が市場予想を大きく下回って
悪化したことなどが嫌気され売りが出た。

　ＩＳＭ景気指数は43.5と前月から6.4ポイント低下し、市場予想（49.5）も大きく下回った。
金融システム不安の悪影響が経済全般に広がっているとの懸念につながった。
アナリストの業績予想引き下げが伝わったゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）に売りが先行した
ことも重しになった。ダウ平均は下げ幅が約220ドルに達する場面もあった。

　売り一巡後は金融安定化の修正法案が可決されるとの期待などから金融株に買い戻し
が入ったとの声が聞かれた。欧州での救済案発表の思惑が出たことも株価を支えたという。
　
さらにＧＥが午後、普通株で120億ドル規模の増資計画を発表し、
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社もＧＥの優先株の30億ドルを引き受け
ることが明らかになった。この発表を機にＧＥ株が急速に下げ渋り、相場全体の心理も改善
した。ダウ平均は上げに転じる場面もあった。

　業種別Ｓ＆Ｐ500種株価指数（全十業種）は「一般産業」や「情報技術」など六業種が下落。
半面、「金融」や「安定消費」など四業種が上げた。フィラデルフィア証券取引所の
半導体株指数（ＳＯＸ）は1.2％安で終えた。

　ＧＥは下落率が二ケタに達する場面もあったが、約4％安で終えた。キャタピラーや
ユナイテッド・テクノロジーズが軟調。ＩＢＭやインテルなどハイテク株もさえない。

　9月の新車販売台数が大きく悪化したフォード・モーターが12％超下落。
ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）は横ばい。同社の自動車販売も減少したが、
減少幅は懸念したほどではなかったと受け止められた。

　半面、シティグループやバンク・オブ・アメリカ、ＪＰモルガン・チェースがそろって上昇した。

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■市況・指数
ＮＹ原油、反落――１１月物９８．５３ドル（▼２．１１）原油在庫増受け
ＮＹ金、反発――１２月物は８８７．３ドル（△６．５０）
ＮＹ円１７時（終値）１ドル＝１０５円６５―７５銭　▼４０銭円高・ドル安
日経225先物CME　１１６００円（大証比△１６０）
ダウ先物　08時00分現在　※メルマガに記載

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■経済指標
　　　＜経済指標＞　　　　　　　　　＜発表値＞　＜前回発表値＞
１日　ＡＤＰ全米雇用リポート　　　　▲ 0.8万　　▲ 3.7万R
　　　（非農業部門雇用者数、９月、前月比、政府部門除く）
　　　サプライマネジメント協会（ＩＳＭ）
　　　　製造業景況感指数（９月、％）（43.5）　　（49.9）
　　　建設支出（９月）　　　　　　　横ばい　　　▲ 1.4％R
　　　週間石油在庫統計（前週末時点、100万バレル）
　　　　原油　　　　　　　　　　　　（294.5）　 （290.2）
　　　　ガソリン　　　　　　　　　　（179.6）　 （178.7）
　　　　ヒーティングオイル、ディーゼル油など　　（123.1）　 （125.4）

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■日経平均指標

日経平均株価 終値 11,368.26 ↑
5日平均線 11,654.28 ↓
25日平均線 12,208.47 ↓
75日平均線 12,932.59 ↓
200日平均線 13,446.00 ↓
一目均衡表 転換線 11,712.39 －
　 基準線 12,120.10 －
先行スパン１ 13,034.40 ↓
先行スパン２ 13,550.97 －

東証１部騰落レシオ 25日平均線 70.33%↓
ボリンジャーバンド 終値位置 -1.72σ↑
ＲＳＩ 14日 32.80%↑
ストキャスティクス ３Ｓ％Ｄ 23.90%↓

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■材料
◇９月の米製造業景況感指数、７年ぶり低水準（日経）
◇富士通、ＨＤＤ事業を米大手に売却へ　電機最大級の撤退（日経）
◇補正予算、来週成立不透明に――解散ずれ込みも（日経）
◇証券税制、現行の優遇延長検討――与党ＰＴ座長示す（日経）
◇米時価会計適用緩和に日本戸惑い、金融庁は「確認中」（日経）
◇三菱東京ＵＦＪ銀、トヨタ米子会社に融資――邦銀７行協調（日経）
◇ＢＨＰのリオ買収、豪当局が容認「競争阻害せず」（各紙）
◇米金融安定化法案、成立へ上院動く――下院なお不透明（各紙）
◇ＥＵ委員長、金融危機で政策対応の加速訴え（日経、朝日）
◇欧州金融不安なお　伊大手銀の株価急落、一時取引停止（日経）
◇ハウスなど食品大手、消費不振でＰＢ受託生産拡大（日経）
◇トヨタ、新ハイブリッド小型車を欧州投入　現地生産も（日経）
◇シャープ、薄膜太陽電池を量産――海外の需要開拓（日経）
◇６―８月のパソコン販売台数８％増、ノートが押し上げ（日経）
◇三菱マ、カナダで銅鉱山開発――300億円投資（日経）
◇ＯＬＣ、４―９月の入園者数が過去最高（各紙）
◇ゼリア新薬、イオナを買収――化粧品を強化（日経）
◇ニトリ、360品目を追加値下げ（日経、読売）
◇ヨロズ、米部品工場を休止――トラック需要が低迷（日経）
◇双日、豪で鉄鉱山権益追加取得（日経）
◇しまむらの８月中間、初の純利益減（日経）
◇※メルマガに記載　○○○の４―９月、経常益７％減に――繊維関連悪化（日経）
◇電子部品大手、受注回復遅れる――携帯など需要低迷響く（日経）
◇新規上場企業の４―９月、資金調達額91％減（日経）
◇ニトリの８月中間、純利益14％増――家具など輸入費用減（日経）
◇ＴＡＣの４―９月、営業益11％減に　従来予想より改善（日経）
◇山陽鋼の４―９月、経常益65億円に上方修正（日経、ビジネスアイ）
◇ＳＦＣＧ、持ち株会社設立中止（日経）
◇クラレ、耐熱性樹脂10％値上げ――原料高騰で（日経）
◇兼松輸入の冷凍菓子からメラミン検出――自主回収（各紙）
◇島忠など薬事法違反容疑で捜索、「糖尿病に効く」水販売（各紙）
◇東栄住宅、600人休日勤務など手当未払い（読売）

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◆注目銘柄
・メルマガに記載
豪第2位の紙おむつメーカーを買収したと発表しており、買い材料視されている。
豪州は同社が事業展開していない地域であり、今後オセアニア地域での事業の
足がかりにすると見られている。また、今回の買収で、海外売上高比率は約5％
から約40％にまで増加する見込みと。

・メルマガに記載
野村證券では、環境対応事業に注力していることから期待が大きいと

・メルマガに記載
1日付の日本経済新聞が、08年9月中間期の連結営業利益を前年同期比　6%増の
120億円とし、一転増益の予想となりそうだと報じられた。
同社は1日　午後にリリースを発表。中間期連結業績の発表は11月13日を予定して
おり、　開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示するとしている。

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■投信ランキング（前日比）

順位 会社名 ファンド名 上昇率（％） 基準価額（円）
1 大和 ※メルマガに記載　　　　　　　　　　 　　　+13.8 　8,162
2 BNP　　　　　　＊　　　　　　　　　　　　　　　　　 +13.7　 6,461
3 ＵＢＳ 　　　　　＊　　　　　　　　　　　　　　　　 　+13.6 　6,953
4 大和 ダイワ・ブラジル株式ファンド　　　　　　 +13.6 　7,017
5 日興 ブラジル株式ファンド 　　　　　　　　　　　+13.4　 6,109

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■今日の予定
【国内】
10年国債入札
9月マネタリーベース（8：50/前年比0.6%）
参院で各党代表質問（～3日）
《決算発表》
スリーエフ、鈴丹、平和堂、キャンドゥ、サーラ

【海外】
ECB理事会
米8月製造業受注（23：00/-2.8%）
米副大統領候補討論会（ワシントン大学）
米SECによる金融関連株式の空売り禁止期限
《決算発表》
マリオットインターナショナル、コンセレーションブランズ

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