【商品先物】引け時点の相場状況 11/26（火）

[GUIDEPOST TO VICTORYさん]

東京金は前日比4円安の5092円近辺で推移している。
実線は5日EMAが抵抗となり、売り優勢の展開に4営業日連続で陰線を形成した。
MACDはマイナス圏で下落継続となり、スキャスティクスは売られ過ぎ圏に突入している。
ボトムサイクル分析は、本日で19本目を形成おり、平均ボトムサイクルが22本であることからボトムを付ける時間帯に入っている。
目先は11月13日の安値5067円を試す展開が鮮明になりつつあるが、日柄を考慮すると、5067円水準は強いサポートとして意識されそうだ。仮に5067円を下抜ける場合は短期的にもう一段の下落も想定される。


東京白金は前日比26円高の3159円近辺で推移している。
実線は一時3116円まで下落する場面もあったが、その後は押し目買いが活発となり、下ヒゲ陽線を形成。一目均衡表の雲を維持したカタチとなった。
MACDはゼロライン近辺で推移し、ストキャスティクスはデッドクロス形成から中段保ち合い圏に下落している。
ボトムサイクル分析は、本日で9本目を形成しており、平均ボトムサイクルが28本であることから日柄はまだ浅い。
実線は各短期移動平均線を再び回復しており、日柄が浅いことから引き続き上下に動く展開も想定されるが、11月22日に示現した長い上ヒゲを超える材料が出ない限りは戻り売りスタンスが優勢になりそうだ。


東京原油は前日比50円高の39700円近辺で引けた。
実線は5日EMAをサポートに底堅い展開が続き、高値は前日の高値に面合わせするカタチとなった。
MACDはプラス圏で上昇継続となり、ストキャスティクスは買われ過ぎ圏に突入している。
ボトムサイクル分析は、本日で17本目を形成しており、平均ボトムサイクルが21本であることからボトムを付ける時間帯に入っているが、下降波を形成する展開には至っていない。
今週、大きな下落がある場合はボトム形成の可能性が高まるため、押し目買い優勢の展開になりそうだが、いまのところ目立った反転サインが点滅していない。目先の動向に注目。


東京ゴム4月限は前日比2.6円安の185.0円、先限は188.2円で引けた。
実線は一時192.5円まで上昇したが、その後は売り優勢の展開に大陰線を形成し7月25日高値を下抜けて終えた。下値は5日EMAがサポート役として機能したカタチ。
MACDはプラス圏でオシレータが縮小傾向に変化し、ストキャスティクスは引き続き60％以上で指数密集圏を形成している。
ボトムサイクル分析は、本日で11本目を形成しており、平均ボトムサイクルが28本であることから折り返し地点に到達し始めている。
目先は7月25日高値188.9円が強い抵抗として機能したことから本日の高値192.5円がトップになる可能性が高まりつつある。
目先は5日EMAを終値ベースで下抜けるか注目される。

【発行元】
GUIDEPOST TO VICTORY
日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト CMTA
商品アナリスト（貴金属）東京商品取引所認定

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