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強い上値抵抗線で跳ね返されて「飛びつき黒」が出現

昨日の米国株式相場は小幅反落した(DJIA- 19.30 @27,071.42, NASDAQ -49.13 @7,276.85)。ドル円為替レートは108円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,341に対して、下落銘柄数は757となった。騰落レシオは124.81%。東証1部の売買代金は3兆3795億円。

TOPIX +3 @1,666
日経平均 -131円 @22,843円

米国株の反落を受けて、足元で上昇基調を続けてきた半導体や電子部品銘柄を売りで利益確定する動きた強まった。また、日本時間の10月31日未明に予定されているFOMCの結果発表を控えて、もし、FRBのパウエル議長が利下げ打ち止めを示唆すると株価が下がると見て、買いポジションを整理しようという動きもあった。SQでもないのに売買代金が3兆3795億円と膨らんだのは、TOPIXの浮動比率の定期見直しに伴って、機関投資家等が大引けにかけて大量に売買したため。

日経平均の日足チャートを見ると、高値圏で陽線で上げた翌日にさらに窓を空けて陽線で続伸したが、その翌日は前日の高値を更新できずに始まり、そのまま下げて陰線で前日の窓を埋めた。これは「飛びつき黒」という売り線である。強い上値抵抗線である23,000円で跳ね返されて、「飛びつき黒」(優利加塾売買ルール構築勉強会2日目レジュメ、p59)が出現したということは、やはり目標達成感から上昇が一服したと見るべきであろう。とは言え、何か強力な支援材料が飛び出してくれば、一気にそれまでの上値抵抗線を上抜けするのが相場の常である。だから、自分の見立てと反対に動いた場合に備えて、逆指値注文を常に入れておく必要がある。

N1株の買い玉の半分は本日、成り行きで利食い売りしました。これでN1株に関しては売り買い均衡となりデルタは±0です。再上昇に備えた買い戻しのため、逆指値成り行き買い注文も入れました。

33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、食料品(1位)、精密機器(2位)、空運(3位)、その他製品(4位)、水産・農林(5位)となった。

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