私は香港人ではないけれど、
香港政府と香港警察はお前は一体どこの国の者だ、
と思う
90年代。
香港がイギリスから中国に返還・譲渡が秒読みとなった頃、
私と同世代の香港人は不安そうな表情をしていた。
「中国に返還されたら、私たちはどうなるの」
当時の裕福な香港人は子供をアメリカやイギリスやカナダに留学させて、
永住権を取得できる国を探していた人も多かったと思う
日本人でもバブルの頃までに十分なスキルを身に着けた
お兄さんお姉さんたちは留学を計画したり、
海外で働いたり永住を視野に入れた人が多かった
日本から世界に飛び出そうとする先輩たちに私は憧れていたけれど、
日本という国には深く考えることはなかった
香港人は自分たちの将来について真剣に考えている
「逃亡犯条例改正案」の撤回を求めてデモに連なる人たちに、
警察は本気で銃を向ける。
続いて今日香港政府は「覆面禁止法」制定を決定、
抗議デモの時にマスクやゴーグルで顔を隠すことを禁止するのだという
一国二制度とは、主権を認めないものだったのか
チベット問題は可視化できないけれど、
香港情勢は日本の私の部屋に居てもほぼリアルタイムで入ってくる
香港の次は台湾。
台湾の次は沖縄。
そう言われているのも、
あながちオーバーではないと思うようになってきた
偶然にも日本に生まれたことで、
私たちは多くの「自由」を手にしていることに気づく
でも、日本は自国にすら関心のない人が多く存在している
と感じるのは気のせいだろうか
先日見た、
周庭さんのtwitterが心に残っている
正直、怖いです。怖いからこそ、私たちは戦わなければなりません。
------ 周 庭さん 2019/09/30 -----
https://twitter.com/chowtingagnes/status/1178522073196482561