リスクリワードレシオというキーワードを聞いたことがありますか?勝率や損小利大というキーワードと密接に関係している数値です。
よく、
- 損切りが怖くてできない
- その結果、さらに損失が膨らんだ
という話があります。そうしてしまう気持ちはわかるのですが、
リスクリワードレシオという概念に納得した時に、
損切りができるトレーダー・損失を小さくしながら大きく勝つ事を目指す段階にレベルアップができます。
リスクリワードレシオとは?
リスクリワードレシオというのは英語で書くと
「Risk Reward Ratio」。
つまり危険(損失)と報酬(利益)の比率という意味です。
リスクリワードレシオの計算方法
リスクリワードレシオの計算式はシンプルです。
リスクリワードレシオの計算式はシンプルです。
→ 平均勝ちPIPS÷平均負けPIPS
なので自分でトレードの損益を振り返れば簡単に計算することができます。
総利益(pips)÷総損失(pips)では無い事に注意してください。
これだとプロフィットファクターになります。
あるトレード手法を何回も繰り返したときの検証指標として
全ての回数のトレードを考慮するのがプロフィットファクターで
1回あたりのトレードを考慮するのがリスクリワードレシオです。
リスクリワードレシオと勝率の関係性を考える
例えば、
今使っているトレード手法の勝ちpipsと負けpipsが同じだとします。
この場合リスクリワードレシオは「1」となります。
このトレードの勝率が50%の場合、
トレードを継続するとどうなるでしょうか?
↓
↓
トレード手数料だけ資金が減っていきます。
勝率が良ければ資産は増える!というものではなくてリスクリワードレシオを考える事も大事なります。
例えば、
別のトレード手法で勝率が33%だったとします(3回に1回勝てる)。
別のトレード手法で勝率が33%だったとします(3回に1回勝てる)。
リスクリワードレシオが4だったとします。
このトレードは資産形成で有効でしょうか?
このトレードは資産形成で有効でしょうか?
↓
有効な可能性が高いです。
じゃあ勝率もリスクリワードレシオも両方が高ければ良いのでは?
有効な可能性が高いです。
じゃあ勝率もリスクリワードレシオも両方が高ければ良いのでは?
と思うかもしれませんが、この2つの関係はトレードオフの関係になっています。
また、最適なリスクリワードレシオはいくつなのでしょうか?
1対1?
1対2?
1対3?
以下の記事で考え方がまとまっていますので参考にしてください。
↓