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米国株の下落を冷静に受け止めた日本株
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
9月4日 水曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、23円高の20649円で取引終了。
米国株の下落を受けて売りが先行するも、9時45分に71円安で底打ちすると買い戻され5円高で前引け。14時過ぎには69円高となりますが、引けにかけて売り込まれてしまい23円高で取引終了。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は1兆5931億円、出来高は9億11万株。
値上がり銘柄数は482、値下がり銘柄数は1587、変わらずは81銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
8業種が上昇、25業種が下落
上昇率の高い順
海運、その他製品、医薬品、精密機器、小売
下落率の高い順
パルプ・紙、鉄鋼、金属、化学、水産・農林
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は71、値下がり銘柄数は147、変わらずは7銘柄でした。
上昇率の高い順
川崎汽船 4.04%高、協和キリン 3.63%高、太平洋金属 3.20%高、オリンパス 2.43%高、中外製薬 2.40%高
下落率の高い順
ソニーフィナンシャルHD 3.96%安、日本精工 2.87%安、トクヤマ 2.84%安、スズキ 2.69%安、リコー 2.61%安
〇上昇する可能性がありました
米国株下落を嫌気した売りは出ると思っていましたが、売り圧力は少なく上昇する可能性もあると考えていました。
〇米国株の下落は経験則通り
ダウ平均は1.08%安(285ドル安)、ナスダックは1.11%安、S&P500指数は0.69%安。3指数揃っての下落は売り材料になりますが、米国株の項で書いています通り、経験則通りで調整の範囲内。また、需給関係も悪化したとはいえませんから、3指数下落から感じるほどの売り圧力は無いと予想していました。
〇欧州からの売り圧力は少なそう
ドイツ(DAX)0.36%安、フランス(CAC)0.49%安、イギリス(FTSE)0.19%安。
僅かな下落なので、欧州からの売り圧力は少ないと予想していました。
〇少し円高なので少し売り材料
1ドル106円の攻防は、少しだけ株売り材料になると考えていました。
〇外需が弱く、内需はしっかり
ダウ構成銘柄では、外需関連が軒並み売られています。一方で、上昇した銘柄のほとんどがディフェンシブ関連。これを受けて、日本株でも外部環境の影響を受けやすい外需が売られ、外部の影響が少ない内需関連が買われると予想していました。
〇米国株の下落を冷静に受け止めた日本株
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