TOPIX ±0 @1,498
日経平均 +9円 @20,628円
米国株高を受けて、本日の日本株全般は高く始まり、日経平均は一時100円超上げた。しかし、時間外取引で米長期金利が低下したため、日米金利差が縮小するのと見立てから円高・ドル安となった。これを嫌気して売りが優勢となった。また、8月22日から始まるジャクソンホール会議を控えてポジションを一方向に傾ける動きが限定的だった。
日経平均の日足チャートを見ると、高く始まったが売りに押されて陰線で引けた。8月9日の戻り高値@20,782円がやはり上値抵抗線として株価の頭を抑える形になっている。10日移動平均線は既にやや上向きなっているので、底打ちは確認している。また、この数日、証券業の反発が際立っているが、気付いているだろうか。これは良い兆候である。
33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、化学(1位)、水産・農林(2位)、証券(3位)、ゴム製品(4位)、倉庫・運輸(5位)となった。