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超意訳発句経より
「自分が思った通りの集合体」
君という存在は、過去に何を思ったかによって、その考えたり感じたりした内容が、
ひとつひとつ心に蓄積集合された結果のつぎはぎとして、今ここに存在している。
つまり君とは、君の心が思ったことの集合体である。
君が嫌なことを思うなら、少しだけ暗い業のエネルギーが心に刻まれ、
その分だけ嫌な君に変化する。
君が優しいことを思うなら、少しだけポジティブな業のエネルギーが心に刻まれ、
その分だけ温かい君に変化する。
こうして人間は、心で思ったとおりのものへと少しずつ変化していく。
全ては心が思うことから生まれ、全ては心が思うことによって創られる。
優しくポジティブな心で話したり行動すなら、必ず安らぎが影のように自分に
ついてくる。
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