TOPIX +41 @1,618
日経平均 +451円 @21,428円
続落が心配されていた米国株は下げが止まり、TOPIXも日経平均も大きく反発した。今日は3月期期末配当の権利付き最終売買日だった。配当再投資後の株価指数に連動して運用する期間投資家が受取配当分を自動的に買った(約7000億円)。短期筋の先物の買い戻しも入り、反発に弾みが付いた。日経平均の上げ幅は2月12日(531円)以来の大きさだった。明日は、配当権利落ち分だけ下げると見られる。明日以降は配当狙いの買いはなくなるため、日本株の本当の実力が試される。
日経平均の日足チャートを見ると、昨日の陰線にたすきを掛けるように陽線で反発する「たすき線」となった。これで、ほぼ横向きの10日移動平均線と25日移動平均線に接するまで戻った。さらに、昨日割り込んだ上昇トレンドライン上に辛うじて戻った。
33業種すべてが上げた。上昇率トップ5は、陸運(1位)、その他製品(2位)、金属製品(3位)、倉庫・運輸(4位)、建設(5位)となった。