保ち合い相場に入ったかもしれない

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -96.22 @25,554.66, NASDAQ +32.97 @7,591.03)。ドル円為替レートは111円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が411に対して、下落銘柄数は1,648となった。騰落レシオは95.75%。東証1部の売買代金は2兆1523億円。

TOPIX -13 @1,592
日経平均 -213円 @21,290円

前の2日間で大きく上げたため利食い売りが優勢となり、TOPIXも日経平均も反落した。1月の機械受注が市場予想を大きく下回ったことも売り圧力になった。さらに、英国のEU離脱案が3月12日にまた大差で否決されたことで先行き不透明感が増したことも売りを誘った。しかし、下値では期末を意識した配当狙いの買いが入っている。

日経平均の日足チャートを見ると、再び10日動平均線を割り込み上向きの25日移動平均線に接するまで下げてきた。25日移動平均線の傾きが上向きである限り、買い狙いが確率的に正解なのだが、上値22,000円、下値21,000円のレンジでの保ち合い相場に入ったかもしれない。

33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、証券(2位)、保険(3位)、その他金融(4位)、金属製品(5位)となった。

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