日経平均、25日移動平均線と10日移動平均線を一気に回復

優利加さん
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昨日の米国株は久しぶりに反発した(DJIA +200.64 @25,650.88, NASDAQ +149.92 @7,558.06)。ドル円為替レートは111円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,893に対して、下落銘柄数は185となった。騰落レシオは102.84%。東証1部の売買代金は2兆3266億円。

TOPIX +24 @1,605
日経平均 +379円 @21,504円

米国株が反発し、米中通商交渉の進展が期待され(劉鶴副首相が米通商代表部のライトハイザー代表と電話協議したと発表)、英国の「合意なきEU離脱」が回避される(メイ英首相とユンケル欧州委員長が懸案だったアイルランド国境問題の見直しで合意した)との観測から、TOPIXも日経平均も大幅続伸した。また、1月の米小売売上高が市場予想を上回ったことも株式相場のプラス要因となった。

日経平均の日足チャートを見ると、25日移動平均線と10日移動平均線を一気に回復した。これで短期トレンドは上向きに戻ったが、目先の上値抵抗線は3月4日高値@21,860円にあり、この前後で戻り売り圧力が強くなりそうだ。

33業種すべてが上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、電気機器(2位)、不動産(3位)、その他製品(4位)、精密機器(5位)となった。

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