TOPIX +9 @1,581
日経平均 +100円 @21,125円
米国株は小幅続落して5日続落となったが、日経平均は4日間で800円ほど下げていたため自律反発狙いの買いが優勢となった。しかし、世界経済の先行きは依然として不透明感が強く、また、2月の米雇用統計が低調だったため、力強い買いは入らなかった。商いも少なかった。今夜発表される1月の米小売売上高に注目が集まる。
日経平均の日足チャートを見ると、先週金曜日に上向きの25日移動平均線を長い陰線で割り込んだ後、今日は下ひげ付きの短陽線で下げ渋りを見せた。ただ、まだ25日移動平均線を回復できていないので、短期トレンドが上昇トレンドに戻れるかどうかは明確ではない。
33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、パルプ・紙(2位)、不動産(3位)、水産・農林(4位)、非鉄金属(5位)となった。