TOPIX ±0 @1,614
日経平均 +33円 @21,464円
TOPIXも日経平均も小動きだったが、日経平均は一時、約2ヶ月ぶりに21,500円台を回復した。米中貿易交渉が何らかの合意に向けて進んでいるとの期待があり、売りが引っ込んでいるが、上値を買い上がることもない。
1月20日に公表された1月のFOMCの議事録では、参加者の大半が資産縮小の早期停止を示唆した。これにより、量的引き締めは2019年中に終了するとの見方が強まった。これは株式相場にプラス要因となるはずである。
日経平均の日足を見ると、2月19日の「上放れ並び赤」の定石通り、その後はジリ高が続いている。今の水準の株価があと5~7日ほど続くと25日移動平均線も60日移動平均線を下から上に突き抜けそうな動きである。もし、そうなると株価サイクル3(着実な上昇局面)となりそうである。
33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、倉庫・運輸(2位)、パルプ・紙(3位)、非鉄金属(4位)、その他製品(5位)となった。