お父さんへ

小督さん
小督さん
お父さんっ子だった私が、父を嫌いになったのは小学3年生のとき。
算数の成績が低空飛行し始めて、
それまでは私に甘かった父が急に鬼の形相に変身

「今日から、お父さんと一緒に算数を勉強しよう

それまで、好き放題遊んでいた私が急に机に縛られ、
時には泣きながらドリルを解いたこともありました

「今度の算数の成績は1かもしれない

おそるおそる通知表を見ると、算数は4になっていて、
「頑張ればできるじゃないか。」と喜んでくれた父。
父は仕事が終わってから、
3年間月水金は家庭教師並みに算数を教え続けてくれたのでした

私が小学生に上がる前には、電車に乗った帰りは、
「改札口は混むから。」と、手前のフェンスで私を抱えて外側に降ろしてくれた父。
誰よりも高く、大人たちを見下ろす光景は最高だった

去年父が退院した時には、酸素の機械とともに自宅に戻ってきたため、
2~3時間おきの夜のトイレにも付き添っていたけれど、
不思議なことに全然睡眠不足にはならなかった。
私と父の睡眠のサイクルが同じだったのか

お父さん、今生ではお別れかもしれないけれど、また会えるよね

今まで、ありがとう
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#dad
14件のコメントがあります
1~14件 / 全14件
小督さん
I SAY企画プロダクションさん
おはようございます

お母さまの仰ること、よくわかります

私は子供の頃、自分が生まれる前の夢をよく見ました。
この家の子に生まれるんだ、
雲の上から父と母を見ていたのです

「どの家に生まれたらいいのかわからない。」と困っている子供がいて、
「じゃあ、あなたも私と一緒にあの家に生まれようよ。」

「私と兄弟姉妹になろう。」と今の妹を誘ったのです
こんばんは。
言い忘れてました。
母が私に言っていたのは死とは生まれ変わって
縁がある方の側に生まれ変わって来ると言ってました。
小督さん
アイビーあずささん
こんばんは

夜、父が私たちを起こすとき、
「トイレ行きます。」と声を掛けることがあり、
何かおかしかったです。
おそらく、父なりに遠慮していたのでしょうね

あずささんは娘さんと「基礎英語」を聴いていたのですね。
ふたりでラジオを聴いている時間は楽しかったでしょう。
親子というより姉妹みたいな母娘なのかな?
と思いました

お父さんはどんなに忙しくても家族のことを考えているものですね。
あずささんのお父さまもみんなで楽しめることをしたかったのでしょう

子供の頃はよその家が羨ましく思ったものですが、
やっぱり自分のお父さんやお母さんが一番いいですね

今晩は・、小督さん。

素敵なお父様ですね。
小督さんが夜の付き添いをしてくれたことは
お父様は感謝の気持ちでいっぱいだったでしょうね。

我が家の娘と中学頃にNHKの基礎英語を夕方に
一緒に聞いていたことを懐かしく思いでしました。

私の父は勉強は教えてくれませんでしたが、
実家が忙しいかったので
少しでも家族で旅行にいけるようにと
私が5年生位の時に免許を取り
家族で猪苗代や松島に行ったりしました

父親は忙しくても家族のために
色々と努力をしてくれましたね

小督さん
ピーマンショック!さん
こんばんは

私は父方の親族と似ているらしく(今日も言われました)、
父方の親族の集まりに行くとわりとチヤホヤされます

子供の頃、私を見ているとまるで自分自身を見ているようだ、
と父に言われたことがあります
一を聞いて十を知る、と言うように、何事も即座に理解する人もいますが、
自分ではそういうタイプではない、と。
あーでもない、こーでもない、と私が迷ったり考えながら少しづつ進むところが、
父と似ているそうです
小督さん
漠羅天さん
こんばんは

今考えると、父は私の問題を人任せにせず、
父自身で確認していこうとしたのだと思います

3年間も私たちを教え続けたのも凄いと思いますが、
父は本来頑張るタイプではないのです
他人には何を言われようとも自分のペースを守る人なのですが、
私たちには熱意を持って接していたのです

その力は一体どこから湧き出てきたのか、不思議に思うこともあります
小督さん
yoc1234さん
こんばんは

父は仕事が終わって家に帰ってから、私と妹の算数を3年間教えていたのですが、
私は父の真似は到底できないと思っています

小学生向けの算数とはいえ、父も私たちに教える前には必ず教科書に目を通していましたし、
自分の時間を私たちに多く費やしていますから。
そして、何よりも父自身も算数や数学は得意ではなかったと思うからです

小督さん
I SAY 企画プロダクションさん
こんばんは

私の両親は勉強には厳しい方ではなかったと思います。
でも、「算数は一度落ちこぼれたらずっと後々まで続くから。」
と父と母が話していたことを憶えています

教師からのいじめを受けていたとは大変つらい思いをされましたね。
でも、新しく受け入れてくれた学校が良かったのでしょう。
「塞翁が馬」ということもありますね
小督さん
風車の弥吉さん
こんばんは

私は並みの落第坊主ではありませんよ
少々怒られても全く気になりませんし、
放っているといつまでも外で遊んでいる子供でした

いつでも私の味方だった父が、算数のことで敵になってしまったのです。
ショックでした
おはようございます。

お父様素晴らしいと思います。

そんなお父様の子供に生まれて良かったですね。


親は、子供を選べないのと同じで、子供も親は選べないです。

素晴らしい親子関係に感動しました。

人の繋がりって素晴らしいですね。
漠羅天さん
おはようございます

「なにげなく日々を過ごしていると、僕らは全くその大きさに気付かない。自分の目で確かめない限りその力強さはわからない」

わたしのアイコンに使ってるキャラが作中で父に嘆く主人公に言ったセリフです

小督さんにはちゃんとその力強さは見えてたようですね
私は学生時代見えてませんでした
よいお父さんだったんですね
yoc1234さん
こんばんは。

いい話が聞けました。

本当に泣けてきた。

感動をありがとう。

自分の父もおなじでした。

ああありたいと、まねをしています。
こんばんは。
学歴は私は低かったので勤労学生でした。

しかし学生時代は教師に虐めにあって中退する事に

なりました。私は世間で学んだ事がためになってます。

思い出をお大事にされて下さい。
こんこん。

良いお父さんでしたね。読んで泣けるお話ですね。

それに比べて僕は落第坊主、厳しくって欲しかった。(*_*;
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