優利加さんのブログ

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日経平均、10日及び25日移動平均線を割り込んだ

昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -220.77 @25,169.53, NASDAQ -86.93 @7,288.35)。ドル円為替レートは109円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が288に対して、下落銘柄数は1,801となった。騰落レシオは104.54%。東証1部の売買代金は2兆8334億円。

TOPIX -30 @1,539
日経平均 -418円 @20,333円

TOPIXも日経平均も大きく下落した。日経平均の下げ幅は1月4日以来約1ヶ月ぶりの大きさとなった。米トランプ大統領が米中貿易協議の期限である3月1日までに首脳会談を開く可能性について「(現時点で)ない」と否定した。これで、これまで株価を支えて来た米中貿易協議の進展期待が崩れ、世界的な景気減速懸念が改めて意識された。実際に、世界の景気減速基調は強まっている。中国は当然だが、EUも2019年の実質経済成長率見通しを1.9%から1.3%へ下方修正した。海外発の悪い材料はまだある。2月15日には米国のつなぎ予算が期限切れとなり、再び政府機関が一部閉鎖される可能性が高まっている。英国のEU離脱を巡る混乱と不透明感も続いている。数少ない海外発の好材料は中国の景気てこ入れ策である。

上向きの10日移動平均の上を滑り上がっていた日経平均だったが、21,000円の上値抵抗線を突破できず、本日下放れして、10日及び25日移動平均線を割り込んだ。数日以内に25日移動平均線を回復できれば良いが、そうでないと20,000円を割り込むかどうかの攻防線となりそうだ。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、繊維製品(1位)、非鉄金属(2位)、金属製品(3位)、機械(4位)、海運(5位)となった。

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