TOPIX +17 @1,567
日経平均 +217円 @20,773円
FRBが追加利上げや保有資産の圧縮について市場の想定以上に慎重な姿勢を示したことが好感されて米国株が大幅高となった。これを受けて、TOPIXも日経平均も上昇した。ただ、前日比で円高・ドル安となった分だけ上値は抑えられた。米国の利上げが止まるというのは、裏を返せばそれだけ世界景気の減速が懸念されているからであり、円高・円安要因にもなる。
日経平均の日足チャートを見ると、株価は上向きの10日移動平均線の上に1日で再浮上した。これで時の利は「買い」が続いている。ただ、陰線で終えているので売り圧力が強いことを示している。21,000円の上値抵抗線が一気に突破できるかどうか?
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、金属製品(3位)、非鉄金属(4位)、電気機器(5位)となった。