Bitsdaqがアジア向けの仮想通貨取引所を始動

  • コイン東京編集部




米BittrexのパートナーBitsdaq(ビッツダック)がアジア向けの仮想通貨取引所を始動

29日、米国の仮想通貨取引所Bittrex(ビットレックス)の技術を搭載した新しい仮想通貨取引所Bitsdaqが開設しました。Bitsdaq(ビッツダック)は、アジア市場をターゲットにしています。市場の流動性を共有Bitsdaqは、Bittrex上のすべての仮想通貨へのアクセスを顧客に提供し、最適な流動性を生み出すためにBittrexと仮想通貨の市場深度を共有する予定です。また、エントリーレベルのトレーダーをサポートするための「クラス最高のカスタマーサービス」と教育プログラムも備えています。同社は将来、フィアットをサポートする予定であり、ロードマップには、セキュリティトークンの発行も含まれています:“私たちは、アセットトークンオファリング(ATO)取引、セキュリティトークンオファリング(STO)、将来の契約を通じて、取引部門を革新します。現在の弱気相場では、投資家はレバレッジ取引でしか利益を得る機会がありません。” Bitsdaqの戦略シンガポールに本拠を置くBitsdaqの代表者によると、開設前からプラットフォームには大きな関心が寄せられ、発表から24時間以内に1万件の事前登録があったという。




アジアの仮想通貨取引所は、フオビ、バイナンス、OKExなどの大規模なプレイヤーに支配されています。Bitsdaq社CEOのRicky Ng氏は、Bittrexとのコラボレーションが競合他社との差別化に役立つと述べています;



「当社のBittrexパートナーシップの目標は、アジアのユーザーの投資機会を拡大することによって、世界市場への大きな足がかりを得ることです。Bittrexの協力と併せて、当社は業界でも有数の技術リソースとタレントを有しています。」

Bittrexの国際展開


シアトルを拠点とする暗号通貨取引所Bittrexは2014年に設立されました。CEOのビル・シハラ氏によると、同社は機関投資家やプロのトレーダー等を対象にしており、安全性と透明性の高いサービスを提供しています。昨年6月には米国シグネチャ銀行と提携し、米ドルで仮想通貨を取引できるようにしていました。



1月29日にBittrexは、イリノイ州でマネートランスミッターとして承認された事を発表しました。現在、米ドル(USD)の取引、入出金サービスを全米37州に提供しています。



BittrexのBitsdaqとの提携は、未開拓のユーザーベース獲得による事業拡大に向けた戦略の一環です。昨年9月にBittrexは、「Bittrex International」を設立しました。子会社は、国際事業全般の監督を担うと表明しており、既に南アフリカ、マルタへの進出を表明しています。


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