- コイン東京編集部
米BittrexのパートナーBitsdaq(ビッツダック)がアジア向けの仮想通貨取引所を始動
アジアの仮想通貨取引所は、フオビ、バイナンス、OKExなどの大規模なプレイヤーに支配されています。Bitsdaq社CEOのRicky Ng氏は、Bittrexとのコラボレーションが競合他社との差別化に役立つと述べています;
「当社のBittrexパートナーシップの目標は、アジアのユーザーの投資機会を拡大することによって、世界市場への大きな足がかりを得ることです。Bittrexの協力と併せて、当社は業界でも有数の技術リソースとタレントを有しています。」
シアトルを拠点とする暗号通貨取引所Bittrexは2014年に設立されました。CEOのビル・シハラ氏によると、同社は機関投資家やプロのトレーダー等を対象にしており、安全性と透明性の高いサービスを提供しています。昨年6月には米国シグネチャ銀行と提携し、米ドルで仮想通貨を取引できるようにしていました。
1月29日にBittrexは、イリノイ州でマネートランスミッターとして承認された事を発表しました。現在、米ドル(USD)の取引、入出金サービスを全米37州に提供しています。
BittrexのBitsdaqとの提携は、未開拓のユーザーベース獲得による事業拡大に向けた戦略の一環です。昨年9月にBittrexは、「Bittrex International」を設立しました。子会社は、国際事業全般の監督を担うと表明しており、既に南アフリカ、マルタへの進出を表明しています。