TOPIX +2 @1,557
日経平均 +16円 @20,665円
米建機大手キャタピラーや米半導体大手エヌビディアが市場予想を下回る業績発表をしたため、前場は建機や半導体銘柄に売りが先行した。日経平均は240円以上下げる場面もあった。しかし、中国政府による政策期待などで上海総合指数が一時上げに転じ、円高・ドル安も一服したため、さらに、日銀によるETF買いの思惑も入り、後場から相場全体が切り返し始めた。
日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線は上向きのままであり、ザラ場では同移動平均線を割り込んだが、終値ではその上に浮上した。下値では買いが優勢となり、底堅い動きである。
33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、水産・農林(2位)、パルプ・紙(3位)、陸運(4位)、空運(5位)となった。