優利加さんのブログ

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機械株や電子部品株はもうこれ以上は下げないのでは?

昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +171.14 @24,575.62, NASDAQ +5.41 @7,025.77)。ドル円為替レートは109円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄数の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,419に対して、下落銘柄数は624となった。騰落レシオは88.31%。東証1部の売買代金は1兆8897億円。

TOPIX +6 @1,553
日経平均 -19円 @20,575円

TOPIXも日経平均も小動きだった。米政府機関の閉鎖が続き、米経済の成長が鈍化するとの警戒が続いている。また、米中貿易協議がどういう結果にかるかまだ見えない。1月25日以降に主要企業の2018年4~12月期の決算発表が本格化してくるため、それを見極めたいという雰囲気が強く、売買が盛り上がらない。東証1部の売買代金は4日連続で2兆円を割り込んでいる。それでも、米長期金利が上昇したため、利ざや改善期待から金融株が買われて上げた。

米中貿易摩擦は出口が見えない深い霧の中にあり、世界経済の減速懸念も強く、株価に下押し圧力がかかり続けている。しかし、株価はいつまでも下げ続けることななく、必ずどこかで底打ちした後は反発に転じる。それは景気回復が鮮明になったときよりも遥かに前に起こる。在庫循環(キチン・サイクル:約40ヶ月)による短期的な国内景気循環はもうそろそろ底入れする見通しである。機械株や電子部品株など景気敏感株はもうこれ以上下げないのではないだろうか。

日経平均の日足チャートを見ると、上向きの10日移動平均線がまだやや下向きの25日移動平均線を下から上に突き抜けつつある。つまり、ゴールデン・クロスを形成中である。


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