投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株は大手金融で失望決算相次ぐも買いの勢いが止まらない
情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
http://homepage777.life.coocan.jp/
「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
1月16日 水曜日
米国株について
米国株は155ドル高の24065ドル。
100ドル前後の乱高下を繰り返すも、1日を通してみれば24000ドルを挟む揉み合いに。最後は上抜けて取引終了。
〇主要3指数の動向
ダウ平均は0.65%高、ナスダックは1.71%高、S&P500指数は1.07%高。
主要3指数が揃って上昇。
ハイテク比率の高いナスダックはダウ平均を大きく上回っています。
〇S&P500指数業種別動向
9業種が上昇、2業種が下落しました。
上昇率の高い順
ヘルスケアと通信が並んで首位、情報技術、公益、一般消費財
下落率の高い順
素材、資本財
〇ダウ構成銘柄の動向
22銘柄が上昇、 8銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
ユナイテッドヘルス 3.34%高、マイクロソフト 2.70%高、ナイキ 2.35%高、アップル 1.98%高、シスコシステムズ 1.80%高
下落率の高い順
スリーエム 1.70%安、ホームデポ 1.32%安、キャタピラー 0.96%安、ダウ・デュポン 0.72%安、ウォルト・ディズニー 0.68%安
〇経済指標
1月のNY連銀製造業景気指数は3.9になりました。
12月の改定値11.5から大きく悪化、市場予想も大きく下回っています。
ネガティブサプライズになりましたが、売り圧力は限定的でした。
〇チャートでは強含み
24000ドルまで大きく上昇した後、高値揉み合いが続いていました。この間に売りを吸収、本日はグイッと伸びて24000ドルを突破。
---- これまで指摘し続けていた内容 -----
24000ドルは大きな節目であると同時に、暴落初期の下値抵抗になっていたところなので、強い上値抵抗になると考えています。ここまで戻せば、上値を意識した利益確定と含み損に耐えていた投資家による戻り売りが出てくるはず。またAIも似たような判断になるのではないかと。
----- ここまで -----
24048ドルなので僅かな上抜けですが、売り圧力が低下した印象を持ちました。上値が軽くなれば上昇に弾みがつくかも。
〇買いの勢いが止まらない
経済指標の悪化と金融の失望決算でも、今は買いの流れ。
こうなると、持たざるリスクが更に意識され、先高感も強くなる。
〇決算に対するハードルが低い
本日はJPモルガン・チェースが失望決算でも0.67%高。2%超の下げ幅から大きく戻しました。前日のシティ・グループも失望決算でしたが3.95%高。同じく失望決算のウェルズ・ファーゴは売られましたが、1.55%安なのでそれほど下げていません。やはり、株価の暴落で決算に対するハードルが低くなっているようです。
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