優利加さんのブログ

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3日続伸後の円高・ドル安で売り優勢

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +91.67 @23,879.12, NASDAQ +60.08 @6,957.08)。ドル円為替レートは107円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が639に対して、下落銘柄数は1,426となった。騰落レシオは70.96%。東証1部の売買代金は2兆2968億円。

TOPIX -13 @1,522
日経平均 -263円 @20,164円

米国の利上げ観測が後退したため円相場が円高方向へ動いている。前日まで3日続伸していたため、輸出関連銘柄を中心に売りが優勢となった。日経平均は一時、下げ幅を320円超まで拡大させた。円高を嫌気して、鉄道、電力・ガスなどの内需関連株に買いは限定された。

米国では、雇用統計(景気に対して遅効性がある)は好調だが、米サプライマネジメント協会(ISM)景況感指数(景気に対して先行性がある)は悪化している。米中貿易摩擦による世界の景気減不安は続いている。また、米国では連邦政府予算の一部執行を受けた政府機関の一部閉鎖が続いている。

TOPIXをS&P500.で割った「TS倍率」は0.59倍まで下げている。月足ベースでは2016年7月以来2年半ぶりの低水準となっており、日本株はそれだけ売られ過ぎとも言える。

33業種中26業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、化学(2位)、精密機器(3位)、その他製品(4位)、小売(5位)となった。


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