TOPIX +17 @1,535
日経平均 +223円 @20,427円
米国株の続伸を好感してTOPIXも日経平均も続伸した。交渉期間も当初の予定から延長しており、米中の貿易協議が進展するとの期待が高い。トランプ大統領は演説でメキシコとの国境の壁を建設する必要性を強調したが、議会の承認を得ずに建設をするための非常事態宣言をする選択肢を見送った。強硬手段を取らなかったことで、これも安心感につながった。今日の特徴は医薬品や食品などのディフェンシブ銘柄が目立って買われたことである。その一方、企業業績の先行きが不透明になったことで電子部品や半導体関連銘柄は売られた。
日経平均の日足チャートを見ると、10月26日安値@20,972円が当面の上値抵抗線として意識される。これは12月3日からの下げの半値戻し辺りになる。
33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、医薬品(1位)、パルプ・紙(2位)、精密機器(3位)、水産・農林(4位)、食品(5位)となった。