昨年の株式市場での流行語大賞と言えば、
おそらく、「おはぎゃー」ではなかったでしょうか。
新年早々は、「あけぎゃー」だったかもしれませんが。
海外投資家に翻弄される日本市場において、
アクティブに活動する多くの個人投資家は、
夜間のCME日経平均先物の値動きを、
就寝前や、朝起きた直後にチェックすることが日課になっていたことだろう。
そして、夜間にとんでもない値動きをしていたことを目の当たりにして、
目覚めと同時に、「ぎゃー」と叫ぶ。これが、「おはぎゃー」。
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夜間の日経平均先物の値動きが、前日の終値より上回っていたならば、
翌日の日経平均は、GD(ギャップアップ)で始まり、終日、その価格水準で推移する。
逆の場合は、GD(ギャップダウン)で・・・(以下略)
朝の30分くらいが、大きく値が動く時間で、それ以降は、あまり動かない。
そんな感じなのかなーと思われる。
日中の相場の時間が終わる頃に、夜間のNKがどのように推移するかは、
なかなか想定しにくい。
しかし、夜間のNK先物の動きを見ると、翌日日中のNKの推移は容易に想定できる。
だからこそ、「おはぎゃー」なのでしょう。
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この状態から抜け出ることは、なかなか難しい。
ただ、なんとなく感じるのは、GUとGDが、ほぼ日替わりで変わってるんじゃないかなと
日中のNKがGDであるのを見て、「よし上昇基調だ」とかいって買った人をターゲットとして、
夜間にNKを下げておいて、昨日に買ってしまった人の狼狽売りを誘うみたいな。
(あるいはその逆を狙うとか)
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昨日は、売り目線で、「売りを中心とした戦略について」
などというタイトルでブログを書いたら、
案の定、株価が上昇したので、売りで参戦と、短絡的に考えたものの、
いざ実行しようというときに、躊躇してしまった。
相手は妖怪のようなもので神出鬼没。
日替わりで上下なんて、分かりやすい動きをするはずがないとか、
余計なことを考えてしまった。
夜間のNK先物の動きは、今時点(23:30頃)では微妙ですね。
様子見で正解だったかもですが、
朝になったら、やっぱり損切しておくべきだったとか、
最後の逃げ場だったかなーとか
そんなことを考えてしまいそうです。
なかなか、「おはぎゃー」からは卒業できないような気がします。