今までの500mlペットボトルのコーヒーと言えば、
スリムな形状でカフェオレ/ラテばかり…。
それをずんぐりしたボトルでブラックとラテを売り出したのは、
サントリーが最初でしたね。
そいつがヒットし定着。
だもんで各社それを習い、同じようにブラックとラテを売り出し、今に至っております。
サントリーは今ではブラックとラテだけでなく、
砂糖とミルク量を少なくした、ブラウンを販売中。
それがスーパーで少し安売りしていたので、ちょいと買ってみました。
(甘さ控えめのコーヒーが好きなのだぁ!)
クラフトボス ブラウンの成分は以下の通り。
内容量:500g
成分(100gあたり)
エネルギー:22kcal
たんぱく質:0~1.0g
脂質:0~1.0g
炭水化物:4.1g(糖類0g)
食塩相当量:0.14g
味は甘さ控えめでほのかな苦味、ややすっきり。
あっさりしたものが好みなら、気に入るかもしれませんな。
さーて、企業間競争に話を戻しましょー。
何かが成功すれば、他社がその恩恵にあずかろうと模倣します。
今回のずんぐりボトルのブラック、ラテコーヒーも同じ。
そして先駆者のサントリーはブラウンを販売しましたが、
私の知るかぎりでは、まだこの追従者は現れておりません。
今は様子見ってとこっすかね。
私の行動範囲で調べたところ、クラフトボスを扱っている店では、
ブラックとラテは売っているけれど、ブラウンは売っていたり、いなかったり。
同じシリーズだとしても、すべてを取りそろえているわけではないようで。
商品の最終窓口となるお店がそうなのだから、
ブラウンはブラックやラテと比べると売り上げに響きそうです。
…となると、他社の追従はなし、あったとしても限定的か。
さてさて、先駆者はリスクがつきものです。
苦労して商品開発し、販売にこぎつけたとしても、
それが売れるかどうかはフタをあけてみなければわらない。
また、新商品がヒットしたとしても、
今回のように他社にマネされることがしばしば。
しかし、先駆者がいなければ経済の活力はなくなり、
社会に多様性や彩りが生まれません。
新しい商品、新しい視点、新しい可能性を求めて、
企業には商品開発して欲しいものですね。
(それと『こんな商品欲しいなぁ』という声もすくいあげて欲しいとこですな!)