ボクは、IPO銘柄は、ほぼ機械的に買い予想を入れるのですが、
この銘柄については、敢えて、「売り予想」をいれました。
その理由は、12/4にアップしたブログ
「ソフトバンクの目論見書から理論株価を算定してみた。」
に書いているとおりですが、
1株純資産＋1株当たり利益予想5年分
にて算定した理論株価1,110円よりも大幅に高いので
株価は下がるだろうなと思っていました。
ブログアップ後にもいろいろ悪条件が重なり、
「これは上場延期かな～～」と想定したのですが、
そんなの関係ないと強行上場。
その結果が、公募割れ＆暴落。
でも、その結果は、決してサプライズではなく、
諸条件を分析すれば、自明の理であったと思います。
お付き合いで、引き受けざるを得なかった
個人投資家の方は、お気の毒にと思います。
（もっともそんな裕福な方には、はした金なのかもしれませんが）
小口の投資家、補欠繰上などで割り当てられた方は、
なぜ補欠繰上だったのか？
よく注意するべきだったのでしょう。
IPOなら絶対に儲かるというようなIPO投資が投資手法として
ちやほやされることには違和感を持っています。
IPOは、やはり、スタートアップ企業を応援するためのものであって、
財務指標の分析で、理論株価を精度高く算定できるような会社は対象外なのだと思う。
上場ゴールは論外だけど
今回のソフトバンクが上場をする動機を、
少しでも想像力をたくましく想定することができるのならば、
こんな上場案件など無視することができただろうね。
もっとも、ある程度株価が下がってくれば、
当然、投資旨味が出てきます。
今は極端に株価が動く時間帯なので、
その中で、いい条件で売買できる機会があるかもしれません。
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（余談）
※アクセスランキングを見たら、いつの間にか7位になってました。
こんな高い順位は本当に久々なのですが、どこかに晒されていたりするのでしょうか？
ソフトバンクのブログのせいかなと勝手に妄想していますが、
含み損を雪だるま式に膨らませている投資家として晒されているとしたら
それは本当です（汗
