「2点底」か「ダブルボトム」か?

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大きく反発した(DJIA +208.77 @25,289.27, NASDAQ +122.64 @7,259.03)。ドル円為替レートは113円台前半の前日比円高水準での動きとなった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が607に対して、下落銘柄数は1,442となった。騰落レシオは86.03%となった。東証1部の売買代金は2兆5593億円。

TOPIX -10 @1,629
日経平均 -123円 @21,680円

米国株高となったが、TOPIXも日経平均も下げた。株式市場が終了後、米画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアや米半導体製造装置のアプライドマテリアルズが減収見通しを発表した。これを受けて、東京レレクトロンや信越化学など半導体関連銘柄が売られた。エヌビディアの供給先の一つである任天堂も大幅安となった。半導体関連だけでなく、時価総額が世界1位のアップル株の動きも気になる。10月の高値から約2割下落している。11月14日まで5日連続で下落した。

原油相場は10月初旬から下落基調が続いている。原因は中国の景気減速懸念と高くなり過ぎた価格が正常値に戻る力の両方が働いていると思われる。https://chartpark.com/wti.html

日経平均の日足チャートを見ると11月13日の安値@21,485円が当面の下値目処として意識されており、これから反発基調となれば、2点底のフォーメーションが形成される。しかし、もし、11月13日安値を割り込んでくると、ダブルボトムを探りに行く動きとなる。

33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、その他製品(1位)、パルプ・紙(2位)、金属製品(3位)、電気機器(4位)、石油・石炭製品(5位)となった。


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