TOPIX +3 @1,641
日経平均 +36円 @21,846円
米国株は続落したが、日本株は昨日大きく下げていたので、本日は押し目狙いの買いが優勢となった。自然災害の影響で7~9月期のGDP速報値は実質で前期比0.3%減だった。しかし、ほぼ事前予想されていた通りの数値だったことで市場への影響は限定的だった。午前11時に発表された11月の中国の小売売上高が伸び悩み、中国景気の減速懸念が高まり、一時日本株も下げたがその後切り返した。その結果、日経平均は十字線となった。昨日は「たくり線」で今日は「十字線」が続き、株式相場は下げ渋っており、下には行きたくないというサインを出している。昨日大きく売られて電子部品株(TDKや日東電工など)は買い戻しの動きが優勢となった。
33業種中17業種が下げた。下落率トップ5は、石炭・石油(1位)、鉱業(2位)、サービス(3位)、小売(4位)、パルプ・紙(5位)となった。