鉄板! 意味は豆腐

唯我さん
唯我さん
2018.11.08

 鉄板! 意味は豆腐。 あっちは、自分の見立てがこうだとよくわかっている。
 位置も、サイクルも、足組みも完璧。これでぶっ飛ばなかったら何がぶっ飛ぶ! なんてチャートを見つけたら、もちろんメイチで入る。
 問題はその後だ。あっちの見立て能力程度では、その鉄板が、あっさり逆行することがある。
 メイチではいったものは、ロスカット設定位置に触れたら、これはブレの範囲内だなと思っても、意地と根性とプライドをかけて、切る。

 どんなに完璧に機能しそうな状態であっても、株価は、抜くときにはあっさり抜く。そりゃもう、絹ごし豆腐を突き抜けるがごとくだ。

 そりゃ、機能するときのほうが多いんだよ。ちょこっとだけ。だけど、だからって機能しないときだってあって、その時の破壊力はハンパない。
 鉄板が、絶対に機能するとは、『絶対に言い切れない』

 壊滅的打撃を受ける人と、受けない人は、鉄板の対応の考え方に差があるのではないかと思うときがある。

 自分(見立て)を信じろ!!!
 ・・・そんなことは言えない。すくなくとも、あっちには言えない。
 鉄板が見えたら、自分の見立てに対応したトレードをやる。ただし、損切りも決めたとおりにやる。たとえブレの範囲内のダマシであっても、切るべき所で切って、切られてからドヨヨ~ンって凹む。

 あっちはこうすることにしている。
 ダマシにあったときは凹むだけで済むが、信じきって、こうならないはずがないと自分の見立てに固執した鉄板が、豆腐のごとくあっさり抜かれた場合、その破壊力は計り知れない。一発退場だってありえるのだ。

 ナゼ断言できるかって? 鉄板豆腐抜きを、経験したからに決まってんだろ。そして、自分の見立てに固執して、切り遅れた。
 バカは死ぬほどやってきたのだ。
 いまもやるけど、ロスカットにプライドをかけているんで、バカをやってきた時代とはやられ方が違う。

 ボロクソやられてきた。過去形で言えて嬉しい。 

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