2018.11.06
多人数でトレードを習うと、稼ぐことができるようになった先人の共通項が見えることがある。あっちの場合は、人数がそこそこいたので見えた。
あっちは、トレードの基礎を、習って覚えた。独学するより早いと思ったからだ。同期は20数名いた。同期だけで無く、先輩は300人くらいいるんだろう。
同期や先輩のトレードを、講義中に、師匠が添削する。その添削を見ていて気づいたことがあった。
1つ、師匠は褒めるのが上手い。だから師匠が、「彼はすごい奴だ」といっても、言葉通りに信じてはいけない。本当に目標にするとか、なんらかのヒントを得ようとするなら、「レジェンドクラス」「伝説の先輩」「別格」「技術が別格」というような単語が出てきた先輩に限る。
2つ、その手の単語が出てきた先輩に限り、どういうことをやっているのか、何がすごいのかをたぐっていくと、タイプが二つに分かれていた。
相場に自分を合わせていくタイプと、自分に合った相場が来るまで待つタイプだ。
あっちは、自分が後者なので、後者のタイプがこんなことをやっていたという師匠の話を、講義録を見ながら抜き出した。
そしたら、けっこうはっきりしっかり傾向が出たのだ。結論だけいえば、上手く立ち回ろう、賢く動こう、相場とは化かし合いである。なーんてことは一切考えず、自分の得意なやり方で、自分のスタイルで、トレードをやっていたってことだ。
ためしに真似してみましたとも。そしたらあら不思議、できちゃいましたともさ。
あっちは、上手く立ち回れないアタマが固いタイプだ。だがそれが、トレードでは足を引っぱらないってことも、今ではよくわかる。
ガヤは無視して自分のスタイルでやり続ける。そういうのを、ルールでトレードするって言うのだと思う。アタマかたく、自分のスタイルで行動するって、武器になるのだ