平壌空港に降り立ち、金正恩と抱擁・ハグし合い慟哭・泣いている文在寅大統領。
やっぱり、あれを見せられると、日本人のボクでも、ぐっと胸を衝かれるものがある。
これで長かった朝鮮戦争も終戦へと向かふ。
そのあかつきには、ぜひ文在寅大統領にノーベル平和賞授与を。
本邦も沖縄返還によって、佐藤栄作首相が、ノーベル賞を受けました。
たしかに日韓合意破棄や従軍慰安婦キャンペーンは、腹立つけど、もしこれで、朝鮮に平和が返って来るならば、これを、歴史的偉業と言わずしてなんと言ふ。
思わば、当時のソ連と合衆国の冷戦の代理戦争をさせられて、同じ民族同士で争わされ、家族は離散。故郷を追われ、骨肉の情を裂かれ、これで、朝鮮の人に恨みを抱くなといふに無理がある。
一説によると、朝鮮戦争は、第二次世界大戦で生産過剰に陥り、在庫過多に悩む軍需産業の要請で引き起こされた、かなり人工的な戦争だとも言へるさふだ。
「わたしたちが、悪いんです。日本が負けたから、朝鮮総督府が、一瞬に消えてしまったから。」佐藤守元空将言。
やっぱ、朝鮮半島における『力の空白』。軍事プレザンスの不在。
朝鮮戦争は、これが招いた朝鮮半島の悲劇なのだらふか。
いくら僕が、嫌韓でも、終戦は、素直に祝福します。