皆さんこんにちわ、お久しぶり(1年ちょっと)です。今日から3日間、最近の所感を掲載しますので、お暇な方はどうかご覧ください。
タイトルの「I saw you in my dream.」は、今朝がた厳重なセキュリティの壁を乗り越えて、私宛に届いた見知らぬ女性?からのお誘いメールです。
本当は、「23,000円おめでとう!」としたかったのですが。
第1回目は、23,000円についての今週の論調です。
私は、株が開いている月曜から金曜まで、ケーブルテレビで8時ごろから始まって、前場終わりころまでやっている日経CNBCの「朝エクスプレス」は必ず見ていますが、その中で、取引前の30分前ころから始まる市場参加者の声を紹介する番組に注目しています。
出演者が日替わりで番組のキャスターとの対話を通じて、その日の市場動向を発表していますので、相場の動きを知るうえで参考にされておられる方も多いのではと存じます。
特にこの週は週初から23,000円に向かって「訳の分からない動き」があったため、その日のコメンテーターの発言に関心がありました。
以下は発言日のコメンテーター(名前は伏せます)との発言内容と、私の感想です。
10日(月)は、週間の予定では、チャート分析による相場の動向のはずですが、この日はなぜかやっていませんでした。ただ常連のコメンテーターの分析では、こうなればこうなるという条件付きの解説なので、間違ってはいませんが役に立ちません。知りたいのは、条件ではないでしょうか。チャート分析は自分の都合のいい部分だけを取り出し、結論付けるので信頼していません。
11日、毎週火曜日はコメンテーターは登場しないで、キャスターが市場関係者の声を集めて放送しています。ある意味キャスターの考えを発表する機会なのでしょうが、キャスターは(日経の記者上がりなのでしょうか、)弱気と強気とバランスをとった内容となっていてあまり参考にはなりません。
12日水曜日は、長期の波動理論の推進者であるH氏ですが、毎回不安材料を取り上げて注意喚起を呼び掛けています。年初から同じことの繰り返しで、いつになったら買っていいのかさっぱりわかりません。投資にはリスクを伴いますので、不安材料は頭に入れておくのは大事でしょうが、リスクを取らないでリターンは得られません。ただ、この方は世界的に著名な投資家であるGS氏の信奉者といっていましたので、ヘッジファンドの動向を知る上では大変役に立ちます。
13日木曜日は、以前この番組でキャスターを務めていたS氏でしたが、最近の相場を読み切れていないのでしょうか、証券税制改悪の動きをあげて強い口調で不安を煽り立てていました。S氏のキャスター時代には個人投資家の立場に立って冷静な分析と強気の判断する人として信頼していましたので、最近の動向にはがっかりです。
14日(金)、以前は需給を中心にT証券の調査部門のS氏が登場していましたが、この日は需給関係についてはキャスターが解説を加えていました、ただ、23,000円の原動力になった外人買いとその背景にある日銀のETF買いについては触れていません。木曜日までの相場については、想定外の値上がりという解説でした。
この週のコメンテーターは、総じて弱気発言が多く、これでは23,000円の達成は無理としか思えないのですが……。ただ、金曜にはこの番組以外では、いくつかの強気発言もあったのです。
この続きはまた明日に。お暇な方はぜひご覧ください。