映画ずきのしんちゃんさんのブログ
日経平均TOPIX重要な節目に
日経平均
9月7日は、22307.06(-180.88)日足は5日線、25日線、75日線、200日線の下。一目均衡表は転換線、基準線の下、雲の中で、遅行線は転換線下、基準線の上、ローソク足の下、雲の下限で見事に止まっている。ボリンジャーバンドは、横ばいで-σの内側。パラボリックは下降に転換した。モメンタムはゼロラインを切るところ、MACDはマイナス、DMIはマイナスが優勢でADXは拡大。フィボナッチは直近高値から61.8%の水準で止まっている。日足について見る限り、 移動平均線すべてと転換線基準線など主要な指標は低下基調に転換したが、ボリンジャーがまだついてきていない。雲の中にあるので抵抗を受けているが、下値抵抗線のトレンドラインを割り込みそうになっているのが注目される。割れば下げが加速する。
日経平均
週足一目均衡表は転換線のすぐ下、基準線の上、雲の上限で下げ止まる。遅行線は転換線の下、基準線の上、雲の上、ローソク足の上。ボリンジャーバンドは、横ばいで-σの内側。パラボリックはなお上昇、モメンタムはマイナスに突入、MACDはゼロラインすれすれ、DMIはマイナスが優勢になりつつあるがADXは低水準。フィボナッチは直近高値から23.6%,の水準。 転換線を切ってきているので上昇は当面頓挫したと思われるが、基準線の上、雲の上限で止まっているところでパラボリックもまだ上昇でまだトレンド転換とはいえないところか。
TOPIX
9月7日は1684.31(-8.10)日足は5日線、25日線、75日線、200日線の下。一目均衡表は転換線、基準線、雲の下、遅行線は転換線、基準線、雲、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは下向きに広がっていて-σの外側に出てきた。パラボリックは下降へと転換、モメンタムはマイナス、MACDはマイナス、DMIはマイナスが優勢でADXは拡大。フィボナッチは直近高値から76.4%の水準を切り下げている。トレンドラインは 下値抵抗線をわずかにきっているところ。日経平均よりはるかに形が悪く移動平均線も一目均衡表も全ての指標を下回っておりボリンジャーも下降基調となって おりモメンタム も MACD も DMI もフィボナッチも下値のめどを切ってきている。日足のレベルでは下降トレンドが明確になってきて下値の目処を失った形と考えられる。
TOPIX
週足一目均衡表は転換線の下、基準線の下、雲の中、遅行線は転換線、基準線下、雲の上、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは下方向に広がって-σの外側に出てきた。パラボリックは下降、モメンタムはマイナス圏を下落、MACDはマイナス圏を下落、DMIはマイナスが優勢でADXはじわりと拡大。フィボナッチは直近高値から76.4%で止まったところ。トレンドラインは 下値抵抗線のすぐ上で止まったところ。基準線の下ボリンジャーパラボリックモメンタム MACD DMI 何も下落基調だがまだ雲の中なので抵抗を受けていて雲の下限フィボナッチの下の限界が下根の目処となっている。これを割り込んでくれば下げが加速するであろう。
ドル円
9月7日は111.03(+0.28)日足は5日線の上、25日線の上、75日線の上。一目均衡表は転換線、基準線の下、雲の中で下限で下げ止まった形、遅行線は転換線、基準線、雲の上、、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは、横ばいで-σの内側。パラボリックは下降、モメンタムはゼロラインのすぐ上、MACDはプラス、DMIはプラスマイナスが優勢でADXは拡大。フィボナッチは直近高値から半値を切ってきた水準。 トレンドラインは上値抵抗線で抑えられた三角持ち合いの中にある.。
ドル円
週足一目均衡表は転換線の下、基準線の上、雲の上、遅行線は転換線、基準線の上、雲の上、ローソク足の上。ボリンジャーバンドは、狭まっているが+の内側。パラボリックは下降、モメンタムは下落して0ラインに接近中、MACDはプラスだが低空飛行、DMIはプラスが優勢だがADXは低下して0ラインに接近。フィボナッチは直近高値から23.6%,の水準。トレンドラインは上値抵抗線で抑えられた三角持ち合いの中にある。.
NYダウ
日足は5日線の近辺、25日線の上、75日線の上。一目均衡表は転換線、基準線、雲の上、遅行線は転換線、基準線の上、雲の上、ローソク足の上。ボリンジャーバンドは、うえ向きで+σの近辺。モメンタムは 下落して0ラインに接近、MACDはプラスだがシグナルが交差しつつある。DMIはプラスが優勢だがADXは低下。フィボナッチは高値から23.6%,おしの水準。移動平均線の上にあり転換線基準線雲の上にもあって上昇基調であるがモメンタムや adx が低下しつつあり勢いはかなり弱っていると思われる。
米10年国債
日足は5日線の近辺、25日線、75日線の下。一目均衡表は転換線の上、基準線の下、雲の下、遅行線は転換線の下、基準線の下、雲の下、ローソク足の下。ボリンジャーバンドは狭まっているが移動平均線のすぐ下。MACD はマイナス。トレンドラインは上値抵抗線の近辺にあるが三角持ち合いの中。移動平均線の下にあり基準線雲の下にあるので一応下落基調であるが持ち合いの中。
上海
日足は5日線、25日線、75日線の下。一目均衡表は転換線、基準線、雲の下、遅行線は転換線、基準線、雲の下、ローソク足下。ボリンジャーバンドは、やや広がっている-σの近辺。モメンタムはゼロラインの近辺、MACDはマイナス、DMIはマイナスが優勢でADXは低下。移動平均線全ての下にあり一目均衡表上も下落基調だがボリンジャーバンドはついてきておらずモメンタム adx は低いので勢いは当面弱まっている。
テクニカル的には日経平均は日足の下値抵抗線を割るかどうか、トピックスは日足は下値のめどを失い、週足の雲の下限を割るかどうかと言う重要な節目に来ていると思われる。ドル円は明確な方向感がなく、ダウは上昇基調が弱まっており米10年国債は金利が低下基調、上海は依然として下落基調である。
経済全般の先行きを考えると、トランプ政権が仕掛けている貿易戦争は日本にも及びそうな気配であり、トランプ政権は内部からの暴露が相次ぎ窮地に立っているがそれゆえに中間選挙を控えて貿易問題で得点を稼ごうとする思惑から11月までは貿易戦争はさらに激化する可能性が高い。唯一の救いはアメリカ経済がさしあたり堅調なことだが、10年物国債の金利はちっとも上がっておらずむしろ下落基調にあって、短期金利との金利差は縮小しつつありイールドカーブはフラット化が進んでいる。長期金利の動きは長期的な経済成長を反映すると言われているので、アメリカの景気の先行きについては懸念が示されていることになる。これに加えて日本の方は次々に自然災害が起きているため関西や北海道 における 産業活動やインバウンドの観光事業に影響が出るのは避けられない。来年消費税の引き上げも控えていることから、経済には全般的に下押し圧力がかかると思われる。アメリカ経済の景気拡大はそろそろピークを迎え、トランプの貿易戦争やアメリカの金利の引き上げは、新興国の経済中国の経済のみならずユーロ圏日本の経済にも悪影響を与え始めることが懸念される状況になっていると思われる。 日経平均は日銀の ETF 買によって人工的に支えられているように思われるが、どうも今や下根の目処を失い、中期的にも下根の支えを失うかどうかの正念場にきているトピックスの動きの方が正確に現状を表しているのではなかろうか。
少し気が早いが、もしリセッションの足音が聞こえるようになるとすれば、超低金利を続けている日銀の金融政策は完全に手詰まりに陥り、すでにインフレターゲットを達成することに失敗していて破綻が明確になっているアベノミクスはにっちもさっちも行かなくなるであろう。安倍首相は再び消費税を先延ばしにして災害対策などを口実に財政の出動でなんとかしようとするかもしれない。そうなれば財政の再建の目標はさらに遠のいていくことになるだろう。